【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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92: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 14:28:56.55 ID:dM7WlOBF0
(;T)「若と城和泉だ!!行くぞ!!」

時雨「うん!!」


火を放つ巫魂を持つ『城和泉正宗』。そして彼女が放った火を自在に操る稜威能力を持つ巫剣使い
俺は一度見たきりだが、繊細で卓越した技術には目を奪われた。そんな彼らが

全てを焼き尽くさんばかりの火柱など、立ち上げるだろうか?


(;T)「クソが!!もう帰って寝てぇよチクショウ!!」


炎から少しでも遠ざかろうと逃げる人の波に逆らって走る。嫌な汗と胃の不快感が抑えきれない
ただでさえ普段は頭使わずに済むクソ事件ばっかだってのに、なんだよこの怒涛のシリアスは!!


時雨「いた!!城和泉!!」


家屋がチリチリと燃え始める中で、城和泉と思わしき少女が刀を振り上げている
その傍らには、横たわる黒いセーラー服、見覚えのあるマフラーを巻いた女の子―――


(;T)「小夜ォ!!!!!」

時雨「そのまま行って、提督!!」


駆けだした俺の脇を、クナイが通り過ぎる。少女は小夜に振り下ろさんとしていた刀を防御に使わざるを得なくなった


(;T)「ドラァッ!!」


トラースキックを放つが、これも肘で受けられる。だが勢いまでは殺せず後退した隙に小夜を抱え上げた


(;T)「小夜ッ!!」

小夜左文字「う……に、逃げ……」


服が所々破け、覗く肌には幾つかの火傷。握る短刀の刀身はボロボロだった
これが『刃こぼれ』か。巫剣が戦闘によって著しく傷つくと陥る瀕死の状態。艦娘で言う所の『大破』


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