【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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◆L6OaR8HKlk
[sage saga]
2018/06/12(火) 14:26:57.79 ID:dM7WlOBF0
時雨「提督は信じるの?陸軍が特異型を握ってるって話」
( T)「なんで?」
時雨「だって特異型は禍憑にとっても脅威となるから破壊対象なんでしょ?」
( T)「話を聞いてないようで聞いていて、やっぱ聞いてなかったんだなお前」
時雨「食べラーかな?」
( T)「先生は脅威となる『可能性』と言ったんだ。現れたモノが脅威確定とは言っちゃいない」
時雨「都合の良いモノも呼び込めるって事!?」
( T)「そこは運だろうな……茂名が俺達を『手違い』と言ったのは、その辺に理由があるんだろうぜ」
時雨「もう!!はた迷惑な話だよ!!」
( T)「全くだ……だが、やっぱり引っかかる」
時雨「何が?」
( T)「何故、今になって陸軍が俺達を取り込み、懐柔しようとしたのか……?」
俺は情報と武器を提供し、陸軍の内情を暴こうとした。当然、めいじ館の監視下にある俺達にそうすんなり話すわけがない
等価交換。リスクに見合ったリターンがあって、取引は初めて成立する。だが茂名はリスクに見合ったリターンを要求しなかった
『無抵抗』、それだけだ。どう考えたって割に合わない。俺達が打算だけで動くような連中なら、とんとん拍子で済んだのだろうが……
( T)「断られる可能性だって考慮したはずだ。なのに、何故……?」
時雨「今そんなこと考えたってしょうがないじゃないか!!サイは投げられたんだよ!!」
( T)「重要な事だ。俺は一体、何を見落として……」
時雨「それより、小夜と早く合流しないと……どこ行ったんだよあの地獄少女!!」
その時、夜の薄暗闇が一瞬、花火が散ったようにパァっと明るくなった
時雨「っ……!!」
(;T)「あれは……」
続けて二度、三度と。熱風と共に光を放つ柱が立ち上る
その正体は、最も原始的な灯り。『火』によって構成された火柱だった
こんな芸当が出来る人物を、俺達は一人……いや、二人しか知らない
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