【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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86: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 14:19:17.51 ID:dM7WlOBF0
(;T)「何を……してくれるんだ?手違いで、巻き込んだ、俺達に」


茂名は両手の指を組み合わせ、さも面白そうに背もたれに体重を預ける


( ´∀`)「特異型禍要柱の提供です。此方からの要求はただ一つ、『何もせず去る』」

( ´∀`)「要求を飲むとこの場で誓って戴ければ、我々からは一切の手出しを致しません。悪くないお話でしょう?」


こうもアッサリと俺達の最終目的が提供されるとは。それもコスト無しと来たか
この男が巫剣と禍憑の関係を把握しているとすれば、自ずと艦娘と深海棲艦の関係も理解するはず
その上で、『無抵抗』を条件に無料で譲渡するような提案をしてきたとなれば……

もしかすると、銘治に呼び込まれた深海棲艦の数は少ないのかもしれない


( T)「……一応聞いておくが、断ればどうなる?」

( ´∀`)「ふむ、手荒な真似をせざる得ないでしょうね」

( T)「そりゃ恐ろしい。だが、此方としても『はい飲みます』と二つ返事するわけにはいかねえ。謀られている可能性だってある」

( ´∀`)「確かに」

( T)「それに一応、元の世界じゃ『彼女達』を狩ってオマンマ食っている立場なんでね……見過ごすのも後味が悪い」

( ´∀`)「ほう……?」


茂名の垂れ気味の眉が僅かに歪むのを見逃さなかった。深海棲艦を『彼女達』と呼んだ事に対する疑問だろう
恐らくだが、『ヒト型』はいない。連中の性別が『雌』に当たることなど一目瞭然だからだ
それを知らなかった、またはわからなかったとなると、艦種はバケモノの姿をした『駆逐』『軽巡』『軽空母』に絞られる


( T)「義理はねえが忠告はしてやるよ。アレはアンタらの手に負えるもんじゃねえ。火傷する前にサッサと処理しておけ」

( ´∀`)「ご心配なく。既に手は打ってありますので」


ハッタリの可能性もあるが、奴らを支配下に置ける方法はあると見た
時雨と同じタイミングでここに来たとすれば、一か月間あの深海クソ棲艦を手元に置いていることになる
人を見れば襲い殺す獰猛なあいつらを大人しくさせておく方法……九分九厘禍憑が関わっているに違いない


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