【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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76: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 14:02:52.98 ID:dM7WlOBF0
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時雨「で、何があったの?」

( T)「だからムカデ人間の話を小一時間語ったら喋りかけてこなくなったっつってんだろ」

時雨「うわオタクキモ。普通のオタクの数倍キモい」

( T)「お前それ不知火の前で言うなよ?」


二日後。小夜から得た情報を元に俺は茂名大尉とコンタクトを図るために夜の街に繰り出していた
連れは真っ先にこの時代へ『艤装ごと』現れた時雨だ。念のため、クナイを二本仕込んでいる
陸軍の他にも、厄介な『要注意人物』がいるらしい。備えあれば憂いなしだ。なぁ霧島ァ!!!!!!!

あれから虎徹とは、最低限の会話しかしなくなった。周りにも異常は伝わっているようで、何度か心配の言葉を掛けられた
女将はいずみーから詳細を聞いたのだろうか。特に触れずにいてくれている
そして若も何故か余所余所しく接してくるようになった。自分に関する事だと、なんとなく察したのだろうか


時雨「なんでもいいけどさ、これから敵陣に突っ込むって時に湿気た顔しないでよ」

( T)「透視能力でも持ってんのかよお前」

時雨「湿気てる自覚はあるんだね」

( T)「持病のヤンジャン欠乏症だ」

時雨「安い人間だね提督は」

( T)「死ね」

時雨「お前が死ね」


歓楽街、その中でも所謂『オトナの店』がポツポツと増え始める
高級風俗と料亭が立ち並ぶこの場所に、茂名は二週間に一度のペースで訪れるそうだ
ちょうど今日がその周期。気分良く歩ける場所じゃないが、背に腹は代えられない


「おい兄ちゃん!!その娘幾らだ!!」


時雨「は?」


ああ、失敗した。そりゃ、器量だけは良い少女を連れ歩く怪しい覆面男がいたらそうなるよな
顔を隠せるフードか何かを被ってもらった方が良かったかもしれん。それにしても絡まれ過ぎだろここは学園都市かよ


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