【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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63: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 13:46:39.85 ID:dM7WlOBF0
天龍「だが、俺らが伝えた情報通りに状況が丸っきり同じに動くとは限らねえぞ?」

秋雲「負け戦に勝ってしまえば、彼方さんも臨機応変に対応するだろうしねぇ」

( T)「それは向こうもおのずと気づくだろうよ。だが、俺らが差し出す『情報』は、結果を知った上でそれを更に有益な方向に変えられる、どんな武器よりも強力なブツだ」

時雨「歴史を覆す……って奴だね。敗因と失敗例を手に入れただけでも、戦況は変わってくるだろうし」


俺達は異世界に来たと同時に、タイムトラベルをも経験している真っ最中だ
本来であるならばSF空想物語でしかお目に掛かれないような出来事。周りもそりゃ放っておくワケがない
相手は違えど戦場に身を置く者として、なんとしてでも手に入れたいという気持ちは分からなくも無かった


夕立「でもでもっ、それって陸軍さんが『全部知ってる』ってのが前提の話っぽい?」

( T)「夕立」

夕立「ぽい?」

( T)「20ポイント」

夕立「わ、わぁい……?」

天龍「そうなるよな。貰っても何になるかわかんねえもんな」


と、長々と語ったがここまで全て『推測』の話でしかない
時雨と夕立に関する陸軍の頭悪い行動は、ひょっとすればただ『怪しい』から起こした物かもしれないし
そもそも、神隠しについても今だ『怪しい』の粋に収まったままなのだ。桜禍糖についても、関連しているとは限らない


( T)「だから接触によって選択肢を一つ潰す。御華見衆に所属していない俺達の手でな」


そしてこれは、この世界にとってはイレギュラーである俺達にしか出来ない方法でもある


小夜左文字「気を遣ってくれている……と?」


小夜は目元をスゥと細める。初めて会った時の様な冷たい笑みから出たものではなく、呆れによるものだ
そしてやはり彼女は相当頭が回るようだ。理解が早いと此方としてもありがたい


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