千早ちゃんと伊織ちゃん
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9:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 02:40:58.87 ID:420CtvZa0

そこからしばらく、二人の間ではゆっくりとした時間が流れていたことでしょう。

ペラペラと雑誌か何かを捲る音、時折交わされる一言二言の短いやり取り、ちょっと恥ずかしそうな、小さな笑い声──きっと街外れの隠れ家めいた喫茶店が似合うに違いありません。今度のグラビア案に、って律子さんに提案してみようかしら……。

──私の方はといえば、これまでにないくらいの速さで、忙しなく書類を処理していましたけど。




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