渋谷凛「梅雨のおかげ」
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4: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/06/11(月) 00:48:44.86 ID:m7wvDgMq0



「それで、何の用事?」

私が問うと、プロデューサーは「用事? ないよ」と返す。

つまるところ、仕事が一段落ついたので休憩がてら私にちょっかいをかけにきた、ということらしい。

こんなのは日常茶飯事で、もう慣れたものだし、一々咎めるようなことはしない。

咎めたところで、この人が省みることはないし、明日も同じように私を構うだろう。

だからそれ自体はさらりと流して、少し左に詰めて座り直す。

そして、空いた場所をぽんぽんと叩いて、座るよう促した。

「ん。あぁ、ありがとう」

間抜けな返事をして、プロデューサーが私の隣にどかっと腰掛ける。



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