九頭竜八一「風呂から上がったら、揉んでやる」夜叉神天衣「……えっ?」
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名無しNIPPER
[sage]
2018/06/08(金) 01:12:35.31 ID:PCyqDion0
八一「……仕方ない、わかったよ」
天衣「早くして」
八一「そう急かすなよ、体勢を整えるから」
観念した八一を急かす天衣。
すると、先生は体勢を整えると言う。
何のことだろうと首を傾げていると。
八一「ぬんっ!」
ずんっ! と。
両拳を畳につき、前傾姿勢になる八一。
向かい合わせで膝に抱かれる天衣は慌てて彼の首にしがみつき、転倒を免れた。
下から先生の表情を伺うと、力んでいる様子。
よもや、まさか。
嫌な予感がして、天衣は待ったをかける。
天衣「せ、先生! ちょっと待って!?」
八一「棋士は『待った』をしてはいけない」
事ここに及んでも、九頭竜八一は棋士だった。
八一「カアアアアアアアアアアアッ!!!!」
ぶりゅっ!
天衣「きゃあっ!?」
八一「フハッ!」
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ!!!!
天衣「きゃああああああああああっ!?!!」
八一「フハハハハハハハハハハハッ!!!!」
竜王の哄笑と、弟子の悲鳴。
そして便の異臭が、室内に充満した。
その日の記憶は、敗北の思い出と共に、生涯忘れることはないだろうと、天衣は思った。
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