7: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:35:19.44 ID:VpeZTL9h0
が、破片はいつまでたっても飛んでこない
私はゆっくりと目を開けた
8:名無しNIPPER
2018/06/04(月) 22:35:57.73 ID:VpeZTL9h0
次の瞬間、ホイッスルの音とともに、4人の黒子が出てきた、一人は電光掲示板を持っている。
『さて、今回も試合開始のホイッスルの音が鳴りました、今回の選手は藤原肇、窯の爆発に巻き込まれ死亡、今回の時間は...』
9: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:36:56.20 ID:VpeZTL9h0
「なに...これ...私...助かった...の?」
すると黒子の一人が出てきて合掌し、空に指を挙げた
10: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:37:37.77 ID:VpeZTL9h0
その疑問に答えるようにもう一人の黒子の人が腕時計を指さし、走る動作をした。
「腕時計...時間...時間が減る...走る...ロスタイム?」
先ほどの黒子の人が頷く。
11: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:38:13.59 ID:VpeZTL9h0
『おっと藤原選手、ルールを理解したようです、ここまで5分、上々の滑り出しですね』
『そうですね、これは今までで一番いい結果になるのではないでしょうか』
12:名無しNIPPER
2018/06/04(月) 22:38:46.00 ID:VpeZTL9h0
つまりあと私にのこされた時間は2時間55分...
私は迷わず携帯を取り出し、プロデューサーに電話する
13: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:39:46.83 ID:VpeZTL9h0
私は迷わず携帯を取り出し、プロデューサーに電話する
「はいもしもし?肇か?どうしたんだ?」
14: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:40:33.55 ID:VpeZTL9h0
とその時、黒子の人の一人がホイッスルを鳴らし黄色いカードを挙げた
『おっと、イエローカードが出ました、いけませんねぇ、自分の死を伝えるのはルール違反です』
15: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:42:19.85 ID:VpeZTL9h0
イエローカード...注意...もしかして自分の死を伝えてはいけない...のかな?
「どうしたんだ?」
「あーいえ...前にプロデューサーさん陶器作りたいとおっしやってたじゃないですか、今から作りませんか?」
16: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:44:23.65 ID:VpeZTL9h0
「今からか...わかった、今ちょうど仕事が終わるからそのあと向かう、だから多分1時間後かな?」
「わかりました、私の家で待ってます。」
17: ◆nvhFKwL266[sage saga]
2018/06/04(月) 22:45:59.62 ID:VpeZTL9h0
『おっと藤原選手、これは陶芸をするようです!』
『彼女らしいですね、ところで窯はどうするつもりなのでしょうか?』
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