冬馬「思い出にすればいいじゃねーか」
1- 20
6:名無しNIPPER
2018/06/05(火) 00:23:11.58 ID:yHQO1X6g0
冬馬「ガキの頃におふくろが死んじまってさ、ずっと落ち込んでたら親父がこの38に俺を乗せてよくここに連れて来てくれた、海の向こうからおふくろが見守っていてくれるからってな」

春香「お母さん亡くなってたんだね…」

冬馬「最初の頃はずっと泣いてたけどいつしかおふくろの事を思い出す場所になってた」

春香「わ、私…グズ…プロデューサーさんの事忘れる事が出来るかなあ…」

冬馬「上手く言ねえけど、俺たちに明日があるって事は次の場所に行くって事だもう二度と思い出せないように忘れるじゃなくいつでも取り出せる思い出にすればいいじゃねーか」

春香「頑張ってみる、でも…今は…」

冬馬「好きにしろ」

バイクで砂浜に来た二人はずっと座っていました

女の子はずっと泣き続けました

男の子は黙って隣に座っていました

そして女の子は一枚の写真を海に流しました




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
13Res/10.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice