17:1
2018/06/04(月) 17:49:19.42 ID:oMtdo1oj0
俺は辺りを見回した。幸いにも、起きてくる宿泊客はいなかった。
まゆり「話してよ・・・まゆしぃに・・・」
18:1
2018/06/04(月) 17:49:50.40 ID:oMtdo1oj0
まゆり「オカリン・・・」
岡部「ではな、まゆり!風邪を引くことのないよう、頭まで布団をかぶって寝るのだぞ!!」
19:1
2018/06/04(月) 17:50:16.36 ID:oMtdo1oj0
このことはまだ、ダルには言っていない。
だが気のつく奴だ。今日のまゆりを見る前から、どうも感づいていたらしい。
紅莉栖にも言っていない。アメリカで頑張っているあいつに、なるべく負担はかけたくない。
20:1
2018/06/04(月) 17:50:46.93 ID:oMtdo1oj0
翌日――
岡部「ごきげんようぅぅッ!ラボメン諸君っ」
ダル「僕しかいねーお」
21:1
2018/06/04(月) 17:51:13.46 ID:oMtdo1oj0
岡部「まったく、とんでもない右腕だ貴様は」
ダル「フヒヒ、サーセン」
岡部「こんなにダイエットコカコーラばかり買って・・・俺はどうすればいいのだ」
22:1
2018/06/04(月) 17:53:01.64 ID:oMtdo1oj0
天王寺「おお、岡部に橋田じゃねぇか」
岡部・ダル「!?!?」
天王寺「昼間っからこんなとこほっつきあるきやがって。大学生ってのは気楽でいいなぁおい」
23:1
2018/06/04(月) 17:54:08.22 ID:oMtdo1oj0
公園――
岡部「ぜぇー、ぜー」
ダル「はぁー、はあ、死ぬかと思ったお・・・」
24:1
2018/06/04(月) 17:54:36.94 ID:oMtdo1oj0
ダル「オカリンは牧瀬氏の、どこが好きになったん?」
岡部「急だな。なぜだ」
ダル「なんとなくだお」
25:1
2018/06/04(月) 17:55:16.86 ID:oMtdo1oj0
いつもならため息をついて妄想乙、というはずなのだが。
今日のダルはどこか遠い目をしている。
26:1
2018/06/04(月) 17:55:44.80 ID:oMtdo1oj0
岡部「何を言っているダルよ。とうとう夢と現実の区別もできなくなったか?」
ダル「・・・オカリン。おしえてくれよ。さっきの表情から見てするに、何か知ってるんだろ?」
岡部「それはただの夢だ。お前は疲れているのだ」
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