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2018/06/05(火) 22:36:25.95 ID:pSJ8SQZq0
それでも岡部は泣かなかった。
私には、彼を心の底から労ってあげることが……できなかった。
彼と分かち合うに足るだけの記憶が、私にはないから。
紅莉栖「岡部、眠ったの……?」
岡部「……………………すー…………」
紅莉栖「……ふふふ」ギュ
岡部がたくさん辛いことを経験したのは分かる。
だからこそ、それを癒してあげられないことが悲しい。
悔しいけれど、私には出来ない。
そして、
――――まゆり。
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