114:名無しNIPPER[sage sage]
2018/06/30(土) 01:19:48.48 ID:vWrl8uti0
果南「私、これからどうしたら良いの?』
鞠莉『今なら、まだ戻れるよ?」
115:名無しNIPPER[sage sage]
2018/06/30(土) 22:50:12.52 ID:vWrl8uti0
ーーーーーー
四人は真っ直ぐな廊下をひたすら走っていた。
後ろから迫る仮面達との距離はわずか数メートル。少しでもスピードを落とすと追い付かれてしまう。
116:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 00:06:25.71 ID:CT6W1oD00
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梨子「ハァハァ…」
曜「ここが終わりだね…」
117:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 10:28:45.46 ID:CT6W1oD00
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梨子は一人、真実の階段を登っている。
梨子(確か、あの時・・・)
118:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 10:55:09.81 ID:CT6W1oD00
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梨子「ここね」
階段の先には巨大な扉と立て札があった。
119:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 13:24:01.05 ID:CT6W1oD00
九つの青い炎が燃えている。
炎に囲まれた舞台に立っているのは二人。
桜内梨子と赤い仮面を被った者だ。
120:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 13:45:06.19 ID:CT6W1oD00
梨子(みんな…)
梨子は一回、大きな深呼吸をして、語り始めた。
121:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 14:15:42.99 ID:CT6W1oD00
梨子「まず、この悪夢は人間と他のものが関わっているわ」
赤仮面「ふふっ。何でかな?」
梨子「鞠莉さんが残した紙。そこには幾つかの花の名前と花言葉のような事が書いてあった」
122:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 14:46:59.52 ID:CT6W1oD00
梨子「ターゲットを思い通りに動かすには一人、人間が必要だった」
梨子「入って来た九人の中から一人選んで、取り憑いた」
梨子「方法は多分、トンネルの前で吹いた風」
123:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 15:32:46.72 ID:CT6W1oD00
梨子「詳しく教えて」
「ヨカロウ…」
124:名無しNIPPER[sage sage]
2018/07/01(日) 15:41:20.36 ID:CT6W1oD00
「ワタシハニンゲンヲ…ノロウタメ…ギシキノザイリョウヲ…アツメタ」
「ヒツヨウナモノハ…ホトンドテニイレタ…」
「シカシ…ドウシテモヒツヨウナ…ニンゲンのヒャクコノ…ニクガ…テニハイラナカッタ」
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