115:名無しNIPPER[sage sage]
2018/06/30(土) 22:50:12.52 ID:vWrl8uti0
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四人は真っ直ぐな廊下をひたすら走っていた。
後ろから迫る仮面達との距離はわずか数メートル。少しでもスピードを落とすと追い付かれてしまう。
善子「まずい…追い付かれる…」
花丸(こうなったら…やるしかないずら・・・)
曜「花丸ちゃん?」
花丸は急に立ち止まると、身体の向きを変えた。
善子「まさか…ずら丸!」
花丸「梨子ちゃん、曜ちゃん、そして、善子ちゃん。今までありがとうずら」
善子「やめなさい!」
花丸は仮面達の方へ突っ込んだ。
花丸「みんな、早く!」
梨子「花丸ちゃん…みんな、行くよ」
三人はまた廊下を走り出した。
仮面「ジャマ…ダ……」
花丸「こ、ここから先は、マルが…国木田花丸が通らせないずら!」
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