ナメクジ「キミは一生砂糖水を売って過ごすのかね?」
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1:名無しNIPPER[saga]
2018/06/03(日) 10:27:48.16 ID:pHpgszUlO
カブトムシ「うるせーな、ナメクジの分際で!」

ナメクジ「なぜ、そんなくだらん砂糖水に固執する?」

カブトムシ「樹液を分けてやれば、みんながオレ様に感謝する! 敬うようになる! 色んな場面で融通が利くのよ!」

ナメクジ「マウンティングのためか……ますますもってくだらん。私の新事業の方が遥かに面白い」

カブトムシ「ナメクジ如きに何ができるんだよ」

ナメクジ「私の友人にサザエがいてね。今も文通をしたりするのだが、彼から提案されたのだよ」

ナメクジ「森の樹液しか知らない昆虫に、海水の塩辛さを教えたいと……」

カブトムシ「海水だってぇ? なんだそりゃ」

ナメクジ「フッ……やはり食いついたか……。キミには昆虫達に集まってもらうよう、呼びかけてほしい。営業のプロフェッショナル・カブトムシ君……」

カブトムシ「面倒くせぇが、コイツに賭けてみっか……」

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