14: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/04(月) 01:29:51.21 ID:i6zFVQC/0
「それじゃあ二人とも、少しの間だけ待っててね」
「お土産は何にしようかな〜♪」
琴葉に続き、歌織と麗花も出て行ってしまうと、会議室に静けさと共に残される二人。
百合子が手持無沙汰な時間をどうしたものか?
なんて考え始めたその前で、志保は琴葉から配られていた資料を手に取り読み始める。
――そういえばこれは、大切なユニットミーティングだったのだ。
決して乙女の井戸端会議ではない。
あわよくば、この時間を使って読み進めていた本の続きでも……
などと考えていた自分のプロ意識の無さを恥じると、百合子は志保に倣う形で手元の資料へ目を落とす。
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