見崎鳴「教室で脱糞してみる」榊原恒一「……は?」
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20:名無しNIPPER[sage]
2018/06/02(土) 01:10:01.88 ID:PmuEES8m0
三神「こ、恒一くん、やめて……!」

眼下で懇願する怜子さん。
目尻には涙すら浮かんでいる。
鳴は排泄は生者の証と言っていた。
では、この涙は? 涙だって、証ではないのか?

生きているからこそ、泣ける。
死者は、泣かない。泣けない。
だとしたら、怜子さんは、僕の叔母は。

やはり、早計ではないかと思い直そうとして。

鳴「恒一くん……信じて」

恒一「ッ……!」

僕は、鳴を、信じる。

三神「お願い、やめて、恒一くん……!」

恒一「ごめんなさい、怜子さん」

ぶりっ!!

もっとだ。ひと思いに、もっと。

ぶりりりっぶびゅっブブォッ!!!!

恒一「フハッ!」

便と共に、愉悦が溢れる。

恒一「フハハハハハハハハハハッ……ぎっ!?」

盛大な哄笑。
そして衝撃。
襲いかかる、胸の痛み。

どうやら、肺気胸が再発したらしい。

呼吸がままならず、意識が暗転する。
足元の怜子さんがどうなったのか。
それすら確認することも出来ずに、気絶した。


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