見崎鳴「教室で脱糞してみる」榊原恒一「……は?」
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18:名無しNIPPER[sage]
2018/06/02(土) 00:58:58.80 ID:PmuEES8m0
恒一「め、鳴……僕は、もう……!」
鳴「ええ、わかってるわ。あとはこっちでやっておくから、恒一くんは楽にしなさい」
腹痛に喘ぐ僕に、楽にしろと言う鳴。
つまり、漏らせということだろう。
厳しい物言いのようで、実は優しい言葉。
何故ならば。
三神先生が難しい立場であるように。
僕もまた、難しい立場なのだから。
だから、鳴は僕を慮ってくれた。
僕の代わりに、始末をつける気だ。
僕の叔母である、三神怜子を死に還すのだ。
鳴は、優しい子だ。
その優しさに、つい甘えそうになる。
このまま楽になれたら、どんなに幸せか。
何も考えず、脱糞して、真っ白になる。
それが、それだけが、唯一の救い。
しかし、そんな甘ったれた結末は、御免だ。
恒一「僕が……やる」
鳴「でも……」
恒一「いいから、どうすればいい?」
鳴を押し退けて、僕は怜子さんを見据えた。
彼女は未だに望月の下から抜け出せない。
やるならば、今しかない。
死者である三神怜子を死に還す方法。
それを尋ねると、鳴は逡巡して。
鳴「……便を、かけるの。頭から」
恒一「……えっ?」
鳴「それしか、方法は、ない」
頭から、便を、かける。
甥である僕が、叔母である怜子さんに。
それしか方法は、ないらしい。
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