【安価とコンマ】ぼくのわたしの一年戦争(ジオン編)
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271:ぼくわた1[saga]
2019/07/01(月) 11:34:43.55 ID:BzvK68aUO
わたし「前線での戦いにおいて、規格違いで武器が使えないというのは即ち死です。グフとドムを同一戦線で運用した時、ドムの落としたバズーカをグフが使えないのだとしたらただの無駄です。そのような無駄を許容できる程の余裕は、公国にございません」

アルベルト「言葉に気をつけたまえ大佐。『連邦と比べて』資源を無駄にする余裕がない。そうだな?」

わたし「はい、その通りです。言葉が足らず失礼しました」

アルベルト「根っからの技術屋にはよくある事だ、そこをフォローするのも私の仕事というものだ、気にするな」

わたし「ありがとうございます。では、続けます」

わたし「そこで、私が提案致します『統合整備計画』ですが、操縦席を含むコア・ブロックとマニピュレーター、それ合わせた武装や、武装毎の規格の統一を行います」

ジオニック「マニピュレーターはともかく、操縦席もですか?」

わたし「はい、ハンドル幅、おおよその必要ボタン位置、ペダル幅、ペダル圧、つまり、おおよその使い勝手を統一化し、操作性の違いによる混乱を低減します。操作性の違いは機体性能によるものだけです。」

ツィマッド「そこまで混乱しますかね?そんな細かい違いくらいで」

わたし「そうですね、自動車の運転を想定して頂きたい。新車に買い換えた時、微妙なレバー位置の差や操作感の違いに一種戸惑うといった経験があると思います。戦場でその一瞬は許容できるものでしょうか?」

アルベルト「当然、許容できんな。一瞬の判断が生死を分けるといった事態も少なくないだろう。緊急時についうっかり以前の車と同じつもりで操作し、事故を悪化させてしまったなんて話もあるように、戦場においてこそ操作の慣熟というものが重要になる」

ジオニック「確かに、では、全てを一社に任せるというのはダメなのですかな?我が社に任せていただければ、全て同じ規格で作れますが」

ツィマッド「何ッ?!」

わたし「競争は技術の発展をもたらします。これは、我が国の方針です。今後とも同一規格内で競合を行い、より良いものを採用していきます」

ジオニック「チッ…」

わたし「もちろん、コンペ落ちした機体も無駄には致しません。改善、発展を行い、少数のみ生産。前線の希望者に配給致します」


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