7: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:13:24.68 ID:X1ZFxUTf0
彼は、こっちの方が近道ですよ、と言って、
人通りの少ない路地に片桐早苗を誘導した。
そして隣を歩きながら、さりげなく胸に手を伸ばした。
8: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:14:05.83 ID:X1ZFxUTf0
「ふぃ〜〜」
片桐早苗は尻餅をついていた。
何が起きている!?
9: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:14:34.83 ID:X1ZFxUTf0
そうだ。元警官だった。
彼は立ち上がり、再び尻餅をついた片桐早苗から、距離を取った。
掴まれたら投げられる。
10: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:15:08.16 ID:X1ZFxUTf0
トップスを瞬時に脱ぎ捨て、上半身裸になる。
大して鍛えてもいないので、ちょっと恥ずかしい。
だが背に腹は代えられない。
11: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:15:40.13 ID:X1ZFxUTf0
次こそ!
彼は全速力で、ぶつかるように飛び出した。
狙うのは勿論たわわな胸だ。
12: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:16:42.13 ID:X1ZFxUTf0
胸に負けず劣らず立派なおしりが押し付けられる。
だが、彼はその感触を楽しむ余裕はなかった。
彼の両腕は彼女の両膝で抑えられ、
13: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:17:26.97 ID:X1ZFxUTf0
抵抗しようにも腕は抑えられ、足は片桐早苗に届かない。
血液がゴボゴボと泡立つような音がした。
視界は暗くなっていく。
14: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:17:54.77 ID:X1ZFxUTf0
翌朝。
川島瑞樹は、助手席の片桐早苗に言った。
「久しぶりの職場はどうだった?」
15: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:18:30.01 ID:X1ZFxUTf0
「これで何度目よ一体……」
「やっだぁ〜、数えられるくらい冷静だったら
あんなことしないって」
16: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:19:02.97 ID:X1ZFxUTf0
一方、病院。
「先生、首を絞められるのって癖になりますよね。
あと、もうしばらく服を脱いでいてもいいですか」
17: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:19:36.95 ID:X1ZFxUTf0
おわり
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