4: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:11:30.15 ID:X1ZFxUTf0
いろんなことを話したい。悩みを聞いてもらいたい。
慰めてもらいたい。褒めてもらいたい。
だが、彼は片桐早苗の近くに座れるような地位でもなく、
5: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:12:08.41 ID:X1ZFxUTf0
片桐早苗は酔っ払い、足取りも危うかった。
オレが片桐さんをおくっていきますよ。
彼はそう言った。
6: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:12:49.71 ID:X1ZFxUTf0
「アハハハ、ADくんが三人いる〜♪」
片桐早苗は上機嫌だった。
7: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:13:24.68 ID:X1ZFxUTf0
彼は、こっちの方が近道ですよ、と言って、
人通りの少ない路地に片桐早苗を誘導した。
そして隣を歩きながら、さりげなく胸に手を伸ばした。
8: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:14:05.83 ID:X1ZFxUTf0
「ふぃ〜〜」
片桐早苗は尻餅をついていた。
何が起きている!?
9: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:14:34.83 ID:X1ZFxUTf0
そうだ。元警官だった。
彼は立ち上がり、再び尻餅をついた片桐早苗から、距離を取った。
掴まれたら投げられる。
10: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:15:08.16 ID:X1ZFxUTf0
トップスを瞬時に脱ぎ捨て、上半身裸になる。
大して鍛えてもいないので、ちょっと恥ずかしい。
だが背に腹は代えられない。
11: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:15:40.13 ID:X1ZFxUTf0
次こそ!
彼は全速力で、ぶつかるように飛び出した。
狙うのは勿論たわわな胸だ。
12: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:16:42.13 ID:X1ZFxUTf0
胸に負けず劣らず立派なおしりが押し付けられる。
だが、彼はその感触を楽しむ余裕はなかった。
彼の両腕は彼女の両膝で抑えられ、
13: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/29(火) 19:17:26.97 ID:X1ZFxUTf0
抵抗しようにも腕は抑えられ、足は片桐早苗に届かない。
血液がゴボゴボと泡立つような音がした。
視界は暗くなっていく。
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