【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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719: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/12/23(日) 23:20:42.51 ID:8Wy7TEBX0



みほ「エリカさん、貴女の期待はいつだって私の背中を押してくれた。貴女の否定がいつだって先走る私を繋ぎとめてくれた」


ああ、ああ、ああ、言葉が足りない。

伝えたい思いが溢れているのに、伝えるための言葉を私は持ち合わせていない。

もっと本でも読んでおけば良かった。

それでも、今ある私の言葉をいっぱいに集めて、纏めて。


みほ「エリカさん―――――ありがとう。私は、貴女と出会えてよかったです」


エリカさんが、そっと振り向く。

暗い夜でも、彼女の碧い瞳は、銀髪はどんな時でも美しく輝いている。

その輝きが私にもう一回分の勇気をくれる。

その魔法が解けないうちに、大きく息を吸って、目を逸らしたくなるほど真っすぐで、吸い込まれそうなほど深い瞳をちゃんと見つめて。



みほ「貴女は、私の友達です。貴女がどう思っていようとも、その気持は絶対に変わりません」



きっとこれから先どれだけ時が経とうとも、私の想いは変わらない。

たとえこれから先100万回否定されたって、貴女という友達がいた事を疑わない。

たとえ、貴女に否定されたとしても。

逸見エリカは私の友達なんだって、大声で言ってやる。

エリカさんの瞳を、睨みつけるぐらい強く見つめる。

やがて、エリカさんは観念したかのように肩を落とす。


エリカ「……なんであなたはそんな恥ずかしい事を堂々と言えるのよ」

みほ「……だって、エリカさんは馬鹿にしないでしょ?」


4年ぐらいの付き合いだけど、それぐらいはわかっている。

勇気と無謀ははき違えないのが私の良いところだ。




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