【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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673: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/12/08(土) 20:33:06.50 ID:cnbhVROG0
エリカ「そもそも、決勝が一番出せる車輛が多いんだから、あなたが選ばれたって不思議じゃないでしょ」
小梅「で、でも……」
エリカ「出たくないの?」
小梅「い、いえ。決してそんなことは」
エリカ「なら堂々としてなさい」
小梅「は、はい……」
私の自信なさげな様子をどう思ったのか、エリカさんは人差し指をあごに当てて思案するように視線を落とす。
その姿はまるで絵画のように美麗で、カメラをロッカールームにカメラを置いてきてしまった事を後悔してしまう。
エリカ「……何が決め手であなたになったかなんて私は知らないけど、隊長と副隊長が選んだのなら間違いないわよ。少なくとも私はそう思ってる」
小梅「……」
エリカ「……まぁ、私から言えることは一つしかないわね。……あなたの努力が認められたって事よ。喜びなさい」
どこか上から目線なのに真っ直ぐに、なんの嫌味もなく、それでいて確かな称賛を感じる言葉。
それなりに長い付き合いなのだから、その言葉が彼女にとっての本心だという事程度は理解できる。
なら、いつまでもうじうじしてるのは失礼だ。
ちゃんと喜んで、ちゃんと試合に集中しよう。
小梅「……はいっ!やったー!!」
エリカ「はぁ?何浮かれてんのよ。たかがメンバーに選ばれたぐらいで調子に乗られると困るんだけど」
小梅「えぇ……」
マジですかこの人梯子外すのが唐突すぎますよ……
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