【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
1- 20
669: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/12/08(土) 20:18:10.53 ID:cnbhVROG0


なんとも酷い答えだと思う。

問題の先送り、それも大切な人たちまで勝手に巻き込んで。

だけど今の私にはこうとしか言えないのだ。

優柔不断な自分を呪ってしまうが、まぁお姉ちゃんと赤星さんは許してくれるだろう。

エリカさんは嫌味を言ってくれるだろうが。

流石のケイさんも呆れたのか、何かを考えるように腕を組んでじっと目を閉じて、

やがて、ゆっくりと開かれる。


ケイ「……ミホ」

みほ「はい」

ケイ「Goooood!!良いわ!最高よ!」


全力のウィンク&サムズアップ。

戸惑う私をよそに、ケイさんは隣のお姉ちゃんをにびしりと指さす。


ケイ「まほ!あなたの戦車道は何?」

まほ「私か?私は……規律と、勝利。……面白味は無いな」

ケイ「そんなこと無いわ!!誰だって自分だけの戦車道を持ってる。それはきっとその人だけのものよ。その人が持つ、その人だけの輝きが、戦車道にあらわれるのよ!」


まるで映画のワンシーンのように大仰な立ち振る舞い。

それが彼女の本心を全身で表しているのだと大して面識のない私でも理解できた。


ケイ「あなたの輝き、眩しいぐらい感じたわ!!」

まほ「ふふっ、そうか。ありがとう」


再びのサムズアップ。お姉ちゃんはそれに微笑みで返す。


ケイ「ミホ!私の戦車道は仲間と楽しく正々堂々と。どんな時だってフェアプレイ!それが、私の戦車道よ」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
978Res/708.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice