【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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256: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/07/07(土) 19:14:34.91 ID:2/8GF8DP0
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小梅「っ……私は……」
試合が終わり、転がり落ちるように戦車から出てきた赤星さんに慌てて駆け寄る。
みほ「赤星さん大丈夫!?」
小梅「みほさん……私、ごめんなさい……」
みほ「いや、あのね……?」
己の無力さに打ちひしがれるような瞳で私に謝ってくる赤星さんにこっちまで申し訳ない気持ちになってくる。
エリカ「あら、いいわねその表情。私が勝者だってことを実感できるわ」
そんな赤星さんとは対照的に上機嫌なエリカさんの声。
赤星さんは悔しそうに唇を噛みしめ、だけど何も言い返すことができずただ、体を震わせるだけだった。
流石にこれ以上は見てられない。
私はまだまだ何かを言おうとするエリカさんを手で制し、しゃがみ込む赤星さんに目線を合わせて語り掛ける。
みほ「……あのね、赤星さん。私、エリカさんにいじめられてなんかいないよ?」
小梅「え……?」
みほ「確かにエリカさんは意地悪だし、嫌味っぽいし、強引で後先考えてない時があって、そのせいで私まで怒られて何でこんなことに……ってなったことはあるけどさ」
エリカ「なんか色々こもってない?」
エリカさんの言葉は無視する。
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