【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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248: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/07/07(土) 18:59:18.73 ID:2/8GF8DP0
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みほ「待ってよエリカさん、一緒に帰ろう?」
エリカ「嫌」
みほ「連れないなぁ……」
エリカ「勘違いしないでよね。同じクラスになったからって友達になっただなんて思わないように」
みほ「……うん」
エリカ「……そんなしょげた顔するんじゃないわよ」
みほ「あ痛っ」
エリカさんの細い指から放たれるデコピンは無駄に高い威力を誇る。
赤くなった額をさすっている私を無視して、エリカさんは話を続ける。
エリカ「わざわざチームメイトの名前覚えたぐらいなんだから、新しいクラスの面子ぐらい覚えておきなさい。……一人くらい、あなたの友達になるようなのがいるかもよ」
みほ「……それは、エリ――――」
小梅「あのっ!!」
突然横からかけられる声。
私とエリカさんが声をしたほうを向くと、そこには一人の少女が立っていた。
エリカ「あなたは……赤星さん?何の用よ」
声の主である小柄な人影は、戦車道チームの仲間にして同じクラスメイトである赤星小梅さん。
小梅「すみません急に……私、その……みほさんの事で話があるんです」
みほ「私?」
小梅「そのっ……逸見さんっ!!もう、西住さんをいじめないでくださいっ!!」
みほ「………………………………え?」
エリカ「…………………………はぁ?」
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