6: ◆8rI.G6zKUs[saga]
2018/05/26(土) 00:43:34.14 ID:QlKbucxDO
聖來「やりたいことをやり続けるための覚悟の足りなさを思い知らされたよ。アタシも本気で夢を掴みたいからこれ以上甘ったれたことは言ってられないって思った。それに何より、たまたまスカウトされて道が開けたようなアタシがこの子の前で弱音なんか吐いてられないってね。そこからね、ほたるちゃんはアタシのライバルなの」
海「へぇ…、思ってた以上に深い話が聞けたよ。そんな経緯があったなんてね。でも、今の話だと二人ともこう、ぐわーって、すごく思い詰めた感じになりそうだけどそうはなってないよね?」
聖來「そこら辺はプロデューサーさんのおかげでもあるかな。ステージに立つために頑張るのはもちろん大切だけど、なんのためにステージに立つのか、どうしてダンスを続けたいと思ってたのか、その気持ちだって大切だって言ってくれてね。楽しむことだって忘れちゃいけないんだって教えてくれたんだ」
海「いかにもプロデューサーさんが言いそうな台詞だね」
聖來「あぁでも、やっぱりそれを抜きにしてもあの頃のほたるちゃん見てたら流石に、って気持ちもあったかなぁ。いくらなんでもあれじゃいつか壊れちゃうって思ったよ。頑張るって決意を固めはしたけど、肩の力を抜くことも、楽しむことも大切だよって、お姉さんとしては言いたくもなったのよ」
海「わかるわ」
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