【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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137:名無しNIPPER[ saga]
2018/10/20(土) 22:33:31.34 ID:NisYkdRk0

ネーア「な……!?何を言うんじゃシンノ!?塞ぎこんで閉じこもってるユスカはどうするんじゃ!?」

シンノ「リズマがいるだろう」

ネーア「リズマだって冬眠し損ねた熊みたいにうろうろ歩き回ってばっかりぞよ!?」

シンノ「バヤットがいるだろう」

ネーア「あの危なっかしい若造に何ができる!シカーグ将軍の仲間たちを見捨てていくつもりか、シンノ!?」

シンノ「危なっかしくたって若くたって俺よりマシだ、俺は役に立つどころか災難を呼び込む最低のクズなんだからな!さあ、こんな出来損ないは放っておいて船に戻れよ!」

「だまらっしゃい!」


 思いがけない第三者の声に、シンノは少し驚いて岩の下を見下ろした。
ネーアについてきたのか、その後ろにミコア姫がいた。
こちらを涙目で睨みつけ、肩をわなわなと震わせている。


シンノ「ミコア姫……」

ミコア「私を助けてくれたフォースの力は!私の憧れていた仲間の絆は!あなたにとってはそんなに簡単に捨てられるものなのですか!?」

シンノ「そうは言っても、シカーグ将軍が死んだのは……!」

ミコア「シカーグ将軍が望んだとでもいうのですか?あなたがここを出ていくことを!?」

シンノ「しかし、バヤットたちは……」

ミコア「悪いと思うなら働いて罪を雪ぎなさい!こんなところで日向ぼっこするのがあなたの償いですか!?」

シンノ「……俺は……俺には、できない……」


 どれほど言い負かされても、シンノはそう言って首を振るしかなかった。
ミコアは涙を拭い、ネーアを押しのけて進み出て、強い意志の光をたたえる目でそちらを見上げた。



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