【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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127:名無しNIPPER[ saga]
2018/10/17(水) 22:23:59.47 ID:Zs/MGm7Q0

ユスカ(シカーグ将軍……)


 ユスカは背後に近衛兵の視線を感じつつ、司令室の窓から外を見下ろす。
10メートルほど離れて向かい合ったシカーグとタクージンはまだブラスターを抜かず、互いの隙を探りつつ、ジリジリと円を描くように動いている。


シカーグ(この余裕な態度……尋問官か何かがシンノたちを足止めに行っていると考えるべきか)ジリジリ

タクージン「……ククク、来ないのか?俺が怖いのか?」

シカーグ(他愛のない挑発だ。艦隊の脱出準備は進行中だ、時間はこちらに有利に働く)ジリジリ

シカーグ(そのうえで総督であるこいつを倒すことができれば――近衛兵への言いつけは嘘かもしれないが、敵軍も多少は混乱するはずだ。この状況はピンチではない、むしろチャンス!)ジリジリ

タクージン「……そうか。ならば、こちらから行くぞ!」ジャキッ バシュバシュバシュ!


 タクージンが目にもとまらぬ速さでブラスターを抜いたかと思うと、次の瞬間三つの光弾が飛んだ。
銃を抜いた直後腰だめで一発、腕を伸ばす途中に一発、伸ばしきった通常立射姿勢で一発発砲したのだ。
銃を構えるあいだに相手を三回殺すおそるべきクイックドローである!


シカーグ「ふんっ!」バッ ゴロゴロゴロッ


 しかしシカーグとて熟練のマンダロア戦士だ。
地面に倒れこんで一発目を回避、地面を転がることで二発目を回避、手の力だけで飛び上がって三発目を回避した。


シカーグ「そこだ!」バシュバシュ!


 さらに空中でさかさまのまま銃を抜いて銃撃!


タクージン「ハハア!」バッ ジャキッ


 タクージンはこのアクロバット射撃を側転で回避し、素早くブラスターを構える。


シカーグ「フッ!」バッ ジャキッ


 シカーグも空中でクルクルと回転し膝をついて着地、ぱっと立ち上がってブラスターを構える。


タクージン「くたばれ!」バシュッ!
シカーグ「喰らえい!」バシュッ!


 二者同時に発砲!



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