【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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124:名無しNIPPER[saga]
2018/09/02(日) 19:37:19.54 ID:8EnIZkzC0

シンノ「やったぜっ!」

リズマ「やりましたねマスター!」


 シンノとリズマは沈みゆくサギのATATを尻目に、サーフスピーダー上で大いに喜んだ。


シンノ「非武装のサーフスピーダーも、時代遅れの対潜兵器も、使いようで役に立つもんだ!」


 シンノは荷台に積んであるドラム缶状の「対潜兵器」に目をやった。
なんの推進力も持たない旧式の爆雷だ。
彼らはATATに肉薄して足元にこれを投下し、その脚部や海底を破壊して転倒に追い込んだのだ。


シンノ「よし、あとはこれを何度か繰り返して奴らを片っ端から海の底に――!」

リズマ「!マスター!」


 空を高速で横切る影。
シンノとリズマはフォースを通して悪寒を覚えつつ、それを見上げる。

 ――見たことのない形の航空機。
エイを思わせる鋭角的な形状のそれがたった一機で、反乱軍基地めがけまっすぐに飛んでいく。


シンノ「……バカな……バカな!航空機はリフレクターを通過できないはず!あいつ、どうやってその内側に入った!?」

リズマ「帝国軍の……新兵器!?」

シンノ「基地に戻るぞ!第三小隊、ここは任せた!」

無線機『ガガッ、お任せください!』


 果敢にATATに立ち向かうサーフスピーダー部隊を残して、シンノとリズマは基地に引き返す。
蒸し暑い南国の風は、焦る彼らの肌を冷やしてはくれなかった。


シンノ(クソッ、もとはといえば俺の失態……取り返しのつかないことを起こしてたまるか!)



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