【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/08/29(水) 19:23:14.52 ID:ohoPmnm60
やがて、シンノたちが腰かけていた材木もフォークリフトめいた運搬機械によって宇宙船に運び込まれていく。
ジェダイはそれを見やりつつ、シスを相手に不安を漏らした。
シンノ「……今回ばかりはバヤットにも一理あるな。イシュメールを連れ込んでしまった俺が言うのもなんだが……」
ネーア「だからとっとと殺してしまえばいいというに……」
シンノ「ダークサイドを抑えろ。……しかしどうも、反乱同盟軍内部の政治も絡んでるらしいぞ」
ネーア「内部の?……ふむ、反帝国勢力も一枚岩ではない、ということか」
シンノ「ああ。ソウ・ゲレラやらジッキンデンやら、テロまがいの暗殺と破壊工作をホイホイやるような連中もいる」
シンノ「シカーグ将軍はそういう連中と距離を置いているからな、他の穏健派との兼ね合いの都合上、あまりあくどいことはできんのさ」
ネーア「はあー、面倒くさいのう。その点シスはスマートじゃがな、二人しかおらんから政治なんぞ必要ないぞよ」
シンノ「その二人で殺しあってりゃ世話はない……ん?」
材木の積み込みが終わったころ、思いがけずイシュメールがシンノのほうへ近づいてきた。
イシュメール「ジェダイ殿!いやあ世話になったな、お暇を言いに来たぜ!」
シンノ「まったくだ、ザインの城で助けてやったばっかりにここまで面倒なことになるとは……」ハア
イシュメール「そう言いなさんなって!あんたらはゴミをはけて金をゲット、俺はマージンと脱出手段をゲット!誰も損なんてしてねえだろ!」
シンノ「これからするかもしれないだろう……とにかく、取引に応じたんだからな。帝国軍にここのことを喋ってくれるなよ、絶対に!」
イシュメール「わかってらあ、それじゃあな!」
イシュメールはやたら軽い口調でそう応じて、宇宙船のほうへ駆け戻る。
紙幣が詰まっていると思しきジュラルミンケースを船内から持ち出して、シカーグとバヤットの間に割り込みそれを押し付けた。
シンノ「……いくら抜かれているかな」
ネーア「半分残ってりゃいいんじゃが」
イシュメールと闇商人たちが乗り込むと、宇宙船はすぐに離陸した。
シンノとネーア、シカーグとバヤット、そのほか多くの反乱軍兵士が見上げる中、宇宙船は高度を上げて空の高みに消えていく。
シンノ(イシュメール……いくらかの金と、たっぷりの不安を残していったな……)
シンノ(……そして……ホロクロン、か……)
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