15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/05/22(火) 00:03:10.13 ID:u7loX1R8O
菜々「………もちろんです。ウサミン星人ナナの手を、ちゃんと握ってくれているんですから」
菜々「ナナが子どもの頃に憧れていた光景に、少しずつですけど、近づけていると思います。それは紛れもなく、あなたのおかげです」
菜々「おとぎ話のシンデレラに夢を見て、テレビに映るアイドルになりたくて。けれど、絵本のように魔法をかけてくれる人は現れなくて」
菜々「シンデレラの魔法にかからないまま、0時の鐘で時間切れ。一度は、諦めてしまいましたけど」
菜々「先生として、青春とか夢とかいっぱいの子供達と触れ合っていくうちに、やっぱりもう一度追いかけたくなっちゃって」
菜々「その決断は、間違っていなかったと思います。今までの道のりは、全部意味があったことだって言えますから」
菜々「だから……ありがとうございます、Pくん」
P「ナナ先生……」
菜々「本当に……ぐすっ」
P「先生、泣かないで」
菜々「本当、Pくんが居眠りせずにナナの長話を聞いてくれるなんて……うぅっ」シクシク
P「そこに感動してたの!? うっかりもらい泣きするところだったわ!」
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