95:名無しNIPPER[saga]
2018/07/19(木) 22:52:23.33 ID:JFzTT9zQ0
朝
理樹部屋
理樹「う、ううーん……グッ………!?」
理樹(その日の朝、僕はとんでもない頭痛に起こされた)
理樹「あ……あああ!!」
真人「理樹!」
理樹(真人が心配したのか慌てて僕の肩を掴んできた)
理樹「痛っ……頭が痛い!」
理樹(痛すぎて何も考えられない。まるで脳の血管に小さな針が流れ込んできたかのような鋭い痛みが駆け巡ってきた)
真人「やっぱり異常だぜ…っ!」
理樹(あと数秒でもこれが続くと僕はどうにかなってしまうだろう。そう思ったその時だった)
キンッ
理樹「ハッ……!」
真人「………痛みが、消えたのか?」
理樹「……う、うん」
理樹(真人の言うとおり嘘のように痛みが取れた。それも徐々に____ではなく、本当に最初からそんなものが無かったかのように)
真人「病院へ行こう」
理樹「えっ、いや大丈夫だよ!もう全然痛くないし……」
理樹(痛んだ箇所を撫でて見たが別に怪我をしているわけではなさそうだ)
真人「いやダメだ!」
理樹「!」
理樹(真人が珍しく厳しい声を出した)
真人「恭介と謙吾呼んでくる。大人しくしとけよ?」
理樹「……分かった」
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