恭介「どうすりゃいいんだ……」
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85:名無しNIPPER[saga]
2018/07/16(月) 23:37:06.69 ID:ORdPJz7G0
カフェテラス


理樹「来ヶ谷さん!」

来ヶ谷「な、なんだ?」

理樹(会うなり突然僕が泣きながら走ってきたものだから来ヶ谷さんは少し困惑していた。僕は構わずイスに座った彼女へ跪くように抱きついた)

理樹「うぐっ……くぅ……っ!」

来ヶ谷「……どうしたんだ、いきなり。何かあったのか?君がこんなに取り乱すなんて」

理樹「当たり前だろぉ…うぅう……」

理樹(もう二度と会えないと思っていた。そんな彼女とこうして触れられている。僕ははっきり言って冷静になれなかった)

来ヶ谷「やれやれ、事情を聞くのは後にした方がよさそうだな」

理樹(来ヶ谷さんはそう言って彼女の制服を涙で濡らしている僕の頭を撫でた)

理樹「好きだ……っ!好きなんだよ来ヶ谷さん……!もうどこにも行かないでよ……生きていけないよ……」

来ヶ谷「!」

来ヶ谷「……り、理樹君…まさか…」

理樹「こ、怖い夢を見たんだ……あんなの二度とごめんだ……分かるかい?ないはずの事が起きて、いるはずの人がどこかへ消えていくことが……」

理樹(来ヶ谷さんのスカートを掴む手が寒さに震える子供のように震えていた)

来ヶ谷「可哀想に……大丈夫だ。心配をするな、私がここにいる」


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