7:名無しNIPPER[saga]
2018/05/21(月) 00:29:59.12 ID:jxt2OZyp0
グラウンド
恭介「遅いな鈴の奴……」
謙吾「ふっ、今頃、鈴の看病効果で理樹と良い感じになっていたりしてな」
恭介「まさか!まあ、兄としては鈴と理樹が付き合ったとしたらそれはそれで嬉しいが……はたしてキッカケもなしにそんな上手く事が進むものかね」
謙吾「"あっち"じゃお前がキッカケを作ったしな」
恭介「あそこで起こったことは言わない約束だろ!」
……………………………………………………………………
理樹「えっ……?」
理樹(思わず自分の耳を疑った。もはや全てを拒絶され、生涯僕の心のいばらとして想いを馳せる存在であり続けるのであろうと思っていた鈴が、僕に今……)
鈴「別に理樹は嫌いじゃない……それに今回はあたしが悪かったし……ええと…だから、理樹がそのままだとあたしも悲しい」
理樹「鈴!」
理樹(その時、僕はやっと鈴に許されたことを知った。正直言って、鈴が嫌がっているのであればもういきなりそういう事をしようなんて思わないが、今はどうしようもなく鈴を思いっきり抱きしめたい衝動に抗えなかった。変な意味ではなく、ただ鈴が愛おしかったのだ!)
ギューッ
鈴「うあっ」
理樹「鈴!」
鈴「り、理樹!別にいいとは言ったが……」
理樹「好きだ!大好きだ!もうこれからは気をつけるよ!だからこれからもずっと一緒にいよう!」
鈴「ふにゃ……!」
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