64:名無しNIPPER[saga]
2018/07/04(水) 22:01:07.76 ID:Ds8QT0nl0
理樹「佳奈多さん。僕なら君を分かってやれる」
佳奈多「だ、だから下の名前で呼ばないでって……あっ」
理樹(僕はそこで佳奈多さんの背中に手を回し、抱きしめる形をとった)
佳奈多「あ、あなたの事、私ほとんど知らないのよ?」
理樹「これから知っていけばいいさ」
佳奈多「直枝……理樹」
理樹(とんでもない茶番だった。なんか佳奈多さんも顔を真っ赤にして目を閉じているがおそらくそろそろ恥ずかしくなっただけだろう。もし本当に僕らが初対面でこんな風に佳奈多さんが抱きしめられるのを拒否しないならちょろ過ぎるにも程がある)
佳奈多「私…どうかしてるわ……」
理樹(当然、こういう演技だから佳奈多さんも若干甘めにしているんだろうが本当にいきなりこんな男が現れてこんな言葉に気を許すようでは正にどうかしているものである)
理樹「じゃあ僕はこれで……」
佳奈多「あっ……」
理樹「そう残念そうにしないでよ。今日の夜、一緒にご飯を食べようね」
佳奈多「え、ええ……っ」
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