恭介「どうすりゃいいんだ……」
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62:名無しNIPPER[saga]
2018/07/04(水) 21:08:44.40 ID:Ds8QT0nl0
理樹「それは……」

理樹(本当のところ何故朝起きたら西園さんの部屋に……それも西園さんと添い寝していたのかまったく分からない。だが今の佳奈多さんにありのままの事を話してもおそらく彼女は納得しないだろう。ならば……)

理樹「え、ええと……実は鈴から実家の荷物を部屋に運ぶ手伝いをしてほしいって頼まれてさ…」

佳奈多「……ふうん」

理樹「し、信じてない?」

佳奈多「まあね。じゃあ今から彼女をここへ呼ぶから大人しく待ってなさい。逃げようとしたら怖いわよ」

理樹(やはりこうなったか……でも鈴なら上手く僕の考えを読み取って合わせてくれるはず!)


…………………………………………………………………………


鈴「いや、全然そんなことない」

理樹「ええーーっ!!」

佳奈多「ほら見なさい。やっぱりあなたは他の男子と同様侵入を試みた変態じゃない」

理樹「り、鈴!なんで!」

鈴「ふん……バカ」

理樹(鈴は果てしなく見下した表情で部屋を出た。あれは単純に鈴を巻き込んで嘘をついた事に怒った顔じゃない。僕はなにかしたのだろうか)

佳奈多「わざわざ来てくれてありがとう棗さん。………さて、女子寮に侵入した挙句、友人まで使って嘘をついた直枝理樹には一体どうして差し上げましょうか…」

理樹(そういうと二木さんはドアの鍵を閉めた。単純な腕力では僕の方が上なはずなのに、やろうと思えば佳奈多さんを押しのけて部屋を出られるはずなのに、今の僕は怯えた子犬そのものだった)

佳奈多「とりあえず手錠をかけて……」

理樹「ま、待って!」


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