恭介「どうすりゃいいんだ……」
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52:名無しNIPPER[saga]
2018/06/16(土) 23:46:41.40 ID:kv4+1TpS0
次の日



理樹「グッ………!?」

理樹(その日の朝、僕はとんでもない頭痛に起こされた)

理樹「あ……あああ!!」

美魚「ど、どうしました!?」

理樹(西園さんが心配して慌ててベッドから飛び起きて僕の近くに寄った)

理樹「痛っ……頭が痛い!」

理樹(痛すぎて何も考えられない。まるで脳の血管に小さな針が流れ込んできたかのような鋭い痛みが駆け巡ってきた)

美魚「き、救急車を呼んで来ましょうか!?」

理樹(あと数秒でもこれが続くと僕はどうにかなってしまうだろう。そう思ったその時だった)

キンッ

理樹「ハッ……!」

美魚「な、直枝さん……?」

理樹「あ、あれ…?」

理樹(嘘のように痛みが取れた。それも徐々に____ではなく、本当に最初からそんなものが無かったかのように)

理樹「……っていうかここは!?」

理樹(痛みの方も恐ろしかったが、それより今の状況の方が謎めいていた。何故西園さんがここにいるんだろう?)

美魚「だ、大丈夫ですか?ここは私の部屋ですよ」

理樹「に、西園さんの部屋!?なんで僕が!」

美魚「え、ええ?」

理樹(よく見ると西園さんはパジャマ姿だった。なんだかとても見てはいけないものを見てしまったような感覚だ)

理樹「ご、ごめん。何があったのか知らないけどとにかく出るよ!」

理樹(僕が寝ている間に誰かに担ぎ込まれたのか、はたまた夢遊病で西園さんの部屋に来てしまったのか、とにかくここにはいられない)

美魚「あっ、直枝さん…!」

バタンッ


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