恭介「どうすりゃいいんだ……」
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29:名無しNIPPER[saga]
2018/05/24(木) 21:49:41.77 ID:w1X+54oM0


理樹部屋

理樹「はぁ………」

理樹(ベッドにようやく寝転べた。今日は色々と疲れる1日だった。鈴はどこか余所余所しいし、葉留佳さんに至っては事あるごとにスキンシップをしてくるし……まあ、これは嬉しい事なんだけど)

プルルルル

理樹「はい、もしもし?」

葉留佳『あっ、理樹君?』

理樹「ああ、葉留佳さんか。どうしたの?」

葉留佳「今日のお昼にも言ったじゃん!ちょっと話そうって」

理樹「ああそういえば……」

葉留佳「その〜実はなんですが、私達が付き合ってる事、もうちょっと秘密にしない?」

理樹「!」

理樹(なんと葉留佳さんも僕と同じ事を考えていたなんて。いや、僕の方は葉留佳さんが公表したいっていうならまったく構わなかったけど……)

理樹「それはまたどうして?」

葉留佳「いや〜まだ心の準備ってものがですネ……急に言ったらみんなも驚くだろうし、こういうのはちょっとずつそれっぽい雰囲気を出していって周りに察してもらってからそれとなく言った方が良いかな〜〜〜って」

理樹(なんだかよく分からないが、とにかくいきなりは嫌だって事らしい)

理樹「なんだか回りくどくない?」

葉留佳「ふ、普通はこういうものなんですヨ!」

理樹「ううむ。そういうものなのかな」

葉留佳「うんうん!だから2人で遊ぶのはちょっとだけ我慢、我慢」

理樹「分かった……」

理樹(まあ察せられるのもそう長くないだろう。僕自身よく顔に出るし、そもそも恭介や来ヶ谷さんはそういうのに鋭過ぎる節があるくらいだ)

葉留佳「じゃ、そういう事で〜……あっ、モーニングコールだけどやっぱりはるちんが理樹君を起こす時は起きれる自信ないからやっぱりいいや」

理樹「あはは……了解」

理樹(そして軽く世間話をしてから電話を切った。これから寂しくなると電話が中心になりそうだ)

ガチャッ

真人「ただいま〜」

理樹「おかえり。真人はこれから起きてる?」

真人「いや。俺もこのまま寝るぜ………眠い…」

ピッ

理樹(そんなこんなで今日も夜は更けていく………)


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