12:名無しNIPPER[saga]
2018/05/21(月) 01:20:58.11 ID:jxt2OZyp0
真人「大丈夫かよ…不安なら保健室に……」
理樹「いやもう痛みはないから大丈夫」
真人「そうかぁ?」
理樹「本当に大丈夫だから。………あっ、そうだった」
理樹(慌てて携帯を開いた。まだ午前7時、葉留佳さんとのモーニングコールはまだ間に合いそうだ)
プルルルルッ
……………………………………………………
葉留佳部屋
プルルルルッ
葉留佳「んぁ……?」
プルルルルッ
葉留佳「にゃんだぁ?こんな朝っぱらから電話する人は……?」
……………………………………………………
ガチャッ
葉留佳『ふぁい……もしもし……?』
理樹(さっきまで眠っていたのがよく分かる声が聞こえた)
理樹「おはよ〜モーニングコールだよっ」
葉留佳『えっ…あっ…り、理樹君?』
理樹(声の主が分かった途端、慌てて声の調子を整える咳が聞こえた)
理樹「ふふっ、起きた?」
葉留佳『ど、ど、ど、どうしたのいきなり!?』
理樹(びっくりして寝ぼけているのか、『あれから』僕らが交わした約束をすっかり忘れているらしい。口調もいつものものではなくすっかり真面目っぽい)
理樹「はははっ。もう、葉留佳さんが言ったんじゃないか」
葉留佳『えっ、なにを?』
理樹「ほら、僕ら付き合ったんだし朝はお互いのモーニングコールで起こし合おうって」
葉留佳『…………はぇ?』
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