11:名無しNIPPER[saga]
2018/05/21(月) 01:08:53.63 ID:jxt2OZyp0
次の日
朝
理樹部屋
理樹「グッ………!?」
理樹(その日の朝、僕はとんでもない頭痛に起こされた)
理樹「あ……あああ!!」
真人「どうした理樹!」
理樹(真人が心配したのか慌ててベッドから飛び起きて僕の側についた)
理樹「痛っ……頭が痛い!」
理樹(痛すぎて何も考えられない。まるで脳の血管に小さな針が流れ込んできたかのような鋭い痛みが駆け巡ってきた)
真人「ど、どうする!救急車を呼ぼうか……」
理樹(あと数秒でもこれが続くと僕はどうにかなってしまうだろう。そう思ったその時だった)
キンッ
理樹「ハッ……!」
真人「お……おい、どうしたんだよ?」
理樹「い、いや……」
理樹(嘘のように痛みが取れた。それも徐々に____ではなく、本当に最初からそんなものが無かったかのように)
理樹「……っつつ」
理樹(だけどその痛みの原因である頭の部分を触るとやっぱり少し痛かった……盛り上がりからして小さなタンコブが出来ていたようだ)
理樹「こ、これは……?」
真人「うわっ、タンコブになってるじゃねえか!また同じところぶつけたのか?」
理樹「え?ああ…うん。多分そう……かな?」
理樹(なるほど、おそらく寝ている間に頭を打ってタンコブが出来たんだろう。しかし何故真人は"またぶつけた"なんて言うんだ?別にここ最近ぶつけた覚えなんてないけど………)
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