6: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2018/05/18(金) 23:30:38.12 ID:lFsgkv9uo
目と鼻の先、息も触れる距離。船を漕いでいた美穂も俺の輪郭がはっきりしてくるにつれて顔を赤らめていく。
「わわっ! 近いですよ!」
「おわっ!」
押しのけるかのように両腕を伸ばされる。そんなにオーバーな反応をされると割と凹むな、うん。
「どうしてここにいるんですか!?」
「そりゃ俺の家だし」
「あっ、そっか……ってそうですけど! 帰ってきたら起こしてくださいよ?」
気持ちよさそうに寝てたから起こすのは悪いと思ったのだ。決して寝顔を見ていたかったというわけではない。
「……写メ、後で消してくださいね」
「バレてたか」
「いつものことですっ」
体を起こして背伸びをする。ちらりと着崩れた制服から白いお腹が目に入ったけど彼女は気付いていないみたいだ。
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