13: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2018/05/18(金) 23:46:06.66 ID:lFsgkv9uo
「洗い物終わったら、一緒にぐだーってしませんか? こんな時間なんで日向ぼっこはできないけど……」
「はいはい」
洗い物をちゃっちゃと終わらせて美穂の隣に座る。一人暮らしには大きいくらいだったソファーだったけど、2人だと若干狭めだ。
「えへへ」
特に何をするわけでもなく、美穂は甘えるように身体を預ける。甘い香りと暖かな体温が心地いい。
「プロデューサーくんと比べてどう?」
ふと美穂が大事にしている大きなシロクマのぬいぐるみを思い出す。どうやら俺に似ているからプロデューサーくんと名付けたみたいだけど……そんなに似てるのかな?
「プロデューサーくんの方がモフモフしていて抱き心地は良いですよ」
「ま、負けた……?」
自分の名前をつけられたクマのぬいぐるみに負けた哀れな男がそこにいた……。
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