12: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2018/05/18(金) 23:45:37.24 ID:lFsgkv9uo
「ふんふんふーん」
洗い物くらいは俺がやると美穂を休ませる。無防備にもソファに寝っ転がり足をバタバタさせながら携帯を見ている。付き合い始めたばかりの頃はロボットみたいにぎこちなかったのに、これはこれでリラックスしすぎな気がする。ちょいちょい美穂の私物も置かれるようになって来て半同棲生活みたいなものだから仕方ないのかもしれないけど。
「パンツ見えるよ?」
「えあっ! 見ないでください?!」
俺の存在を忘れていたな。
「いつも寮でもこんな感じにダラけてるの?」
「そんなことはないですよ? でもプロデューサーさんのお部屋だと妙にリラックス出来るといいますか……なんででしょうね?」
「でも出会った頃に比べたら、今の方が断然いいかな」
「アイドルになりたての頃は自分でも余裕がありませんでしたし、男の人と一緒に沢山の時間を過ごす経験なんてお父さん以外になかったから……すっかりプロデューサーさんに染められちゃいましたね」
「染められたって」
またそんな際どいこと言って。わざと言って俺の反応を楽しんでいるのだろうか。
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