8: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/18(金) 22:45:01.61 ID:O0+7TRfs0
私は慌てて振り向き、挨拶を返します。
「……高垣さん、おつかれさまです!」
振り向いた先には、優しげな微笑み。高垣楓さんご本人。
立ち姿は、高貴なお姫さまのようでした。
「ふふっ、どうぞ。お座りください」
「は、はい……」
高垣さんは、あわてて立ち上がった私を、席へと促してくださいます。
かああ、と。恥ずかしさに顔がほてります。
「……桜守、歌織さん、ですよね?」
「……はい」
「素敵な歌でした」
「あ……ありがとう、ございます」
「本当に、素敵でした……私、大好きです」
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