31: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:15:54.82 ID:ru/9Q1MX0
「あ、あの……じゃあ」
「……」
「……楓、さん……」
「……はい」
32: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:16:33.23 ID:ru/9Q1MX0
なぜ、私の買い物が分かってしまったのでしょう?
私が驚いていると。
「ほら。袋に楽器屋さんの名前が」
33: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:17:05.49 ID:ru/9Q1MX0
えっと……
正直、緊張しています。でも。
とても、気になるのです。
34: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:19:55.57 ID:ru/9Q1MX0
※ とりあえずここまで ※
誤字がありました。
>>15 1行目
35:名無しNIPPER[sage]
2018/05/27(日) 10:22:26.17 ID:TYQiuwK3o
おつ
36: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:20:23.24 ID:WrstqN030
本当に少しですが。投下します。
↓ ↓ ↓
37: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:22:25.11 ID:WrstqN030
女ふたり。ウィンドウショッピング。
楓さんはメガネをかけているくらいで、あまり変装らしい格好をしていませんでした。
38: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:23:17.20 ID:WrstqN030
「うーん……」
「……どうしました?」
楓さんは輸入食材のお店で、真剣に悩んでいます。
39: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:24:41.57 ID:WrstqN030
ユニークという言葉は決して、悪い言葉ではない、と。
高校の時の先生に教わりました。
一意的というか、唯一というか。ですから、楓さんのユニークさは私にとって、とても好ましかったのです。
40: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:25:34.59 ID:WrstqN030
「歌織さん?」
「……はい」
和装小物の店で、楓さんは私に話しかけてきます。
41: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:26:22.20 ID:WrstqN030
「ところで、歌織さん」
「なんでしょう?」
「この後、もう少しお時間、頂戴できます?」
「え、ええ。特に用事はありませんけど、なにか?」
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