29: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:14:20.40 ID:ru/9Q1MX0
「え? あ、は、はい」
私が振り向くと、そこには。
30: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:15:14.80 ID:ru/9Q1MX0
「あ……あ! こ、こんにちは、高垣さん!」
「ああ、よかった。人違いだったらって、結構心配だったんです」
高垣さんは、ロングブラウスにクロップドパンツと、だいぶラフな格好をされていました。
31: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:15:54.82 ID:ru/9Q1MX0
「あ、あの……じゃあ」
「……」
「……楓、さん……」
「……はい」
32: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:16:33.23 ID:ru/9Q1MX0
なぜ、私の買い物が分かってしまったのでしょう?
私が驚いていると。
「ほら。袋に楽器屋さんの名前が」
33: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:17:05.49 ID:ru/9Q1MX0
えっと……
正直、緊張しています。でも。
とても、気になるのです。
34: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/05/26(土) 22:19:55.57 ID:ru/9Q1MX0
※ とりあえずここまで ※
誤字がありました。
>>15 1行目
35:名無しNIPPER[sage]
2018/05/27(日) 10:22:26.17 ID:TYQiuwK3o
おつ
36: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:20:23.24 ID:WrstqN030
本当に少しですが。投下します。
↓ ↓ ↓
37: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:22:25.11 ID:WrstqN030
女ふたり。ウィンドウショッピング。
楓さんはメガネをかけているくらいで、あまり変装らしい格好をしていませんでした。
38: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:23:17.20 ID:WrstqN030
「うーん……」
「……どうしました?」
楓さんは輸入食材のお店で、真剣に悩んでいます。
39: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2018/06/03(日) 22:24:41.57 ID:WrstqN030
ユニークという言葉は決して、悪い言葉ではない、と。
高校の時の先生に教わりました。
一意的というか、唯一というか。ですから、楓さんのユニークさは私にとって、とても好ましかったのです。
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