姫騎士「キモオタだって、男であることには変わりないのよね……」
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86:名無しNIPPER[sage]
2018/05/19(土) 01:00:44.97 ID:7JA4Ry9W0
キモオタ「騎士団長殿の言う通り、今の状況は拙者には不釣り合いなものでござる」

女騎士団長「自覚は、あるのか……」

キモオタ「無論。拙者はメガネでチビでピザでハゲのキモオタでござる。そんな拙者が、美女を3人も侍らせて、いいわけないでござる」

女騎士団長「では、何故……?」

キモオタ「自堕落な生活を過ごして、本当の平和を知った拙者は、それを恒久的に後世へと残したかったのでござる」

女騎士団長「だから、3人を娶ったと……?」

キモオタ「然り。しかし、拙者の容姿が優れていれば、波風は立たなかった。世界平和という分不相応な願いを、キモオタが抱いた末の末路でござる。故に、当然の帰結なのでござる」

女騎士団長「……ならば、仕方ない、か」

キモオタ「仕方ないで、ござるね」

女騎士団長「腑に落ちたが……今ならば、私にも貴様の良さが少しわかるぞ」

キモオタ「惚れてしまったでござるか?」

女騎士団長「そうだとしても、目移りはよせ。貴様には良き妻が3人も居るのだから」

キモオタ「全く以って、違いござらんな……騎士団長殿……最期に、ひとつ言わせて頂きたく候」

女騎士団長「なん、だ……?」

キモオタ「たとえ、キモオタであっても……拙者、生まれてきて、良かったで……ござる」

女騎士団長「それは、羨ましい限りだ……な」


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