12: ◆pvi4t7el1QeD[saga]
2018/05/15(火) 19:50:44.52 ID:zkE8cO2g0
バタン
美希「みてみて! もうこのステップマスターしたんだよ!」タンタンタンタタ
「あーはいはい。もう、こんなとこで踊らないの! おにぎり片手にほんと器用なもんだわ......」
貴音「おや、ご機嫌いかかがでしょうか......律子嬢」
律子「あら貴音、私は大丈夫よ」
貴音「そうですか、それはそれは」
律子「それより、あんたは大丈夫なの〜? 今日もお昼ラーメン食べてきたんじゃ...... まっさかね〜、あはは......は...は」
貴音「そ、そ、そっそそそんなことはありませんにきまっていますので......で......です」
律子「......」
貴音「......な、なにか?」
美希「貴音は今日もラーメン食べてたよ、律子」
貴音「み、美希!! あなたというものは! わたくしにびにぎりを見せびらかすのでは飽き足らずっ......!!」
貴音「律子嬢にわたくしを売ったのですか!? もう少しで昼食にらあめんを食べたことはおくびにも出さずにいれたものを!」
律子「......」
貴音「あなたのせいですよ! 美希!!」
律子「律子さん、ね...... それとそれは自白と考えていいのかしら、貴音?」
貴音「はっ...... り、律子嬢、美希の言葉は気にしないようお願いいたします」
律子「......」
美希「......」
貴音「ふたりとも......なにか?」
律子「......まぁ説教の後は控えてたみたいだし、最近も一日一食くらいにしてるみたいだし......」
貴音「そ、そうでしょうそうでしょう!! わたくしは必死に努力しているのです!」
律子「健康には気を付けるのよ!」
貴音「わかっております」
律子「......」ジロ
貴音「......う............精進いたします」
律子「よろしい......美希、あんたもよ」
美希「......え? ミキ?」
律子「あんたもおにぎりばっか食べてるでしょ? それにあんたのご両親甘いからね...... ちゃんと野菜もとるのよ?」
美希「律子......」
美希「うん! 分かったの! ありがとね、律子!」
律子「......あと『さん』をつけなさい......」
美希「はーい!!」
律子「返事はいいんだから......」
貴音「まったく......美希は仕方ありませんね......」
律子「......」
律子「......貴音、あんた劇の演技とかは大丈夫なんでしょうね?」
貴音「演技......ですか? 日々精進しておりますし、この前はプロデューサーにも褒めていただきましたが......」
律子「ならいいわ......」
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