これから日記を書く 8冊目
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91: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/07/12(木) 18:50:25.00 ID:hWomIivW0
回収組からの連絡を受け、探索組はその場所へ急行していた。内容は養鶏場に関わる資材の発見。拠点の新たな食料供給の為に必要と考えられていたもの。

「(…やっぱ、放浪者さんってとこか?)」

井門は口に出さずそう思う。他のメンバーは移動中、無駄な会話はしないから意思疎通は取れないが、何人かは自分と同じ思いを抱いているはずとも、感じている。

そう感じるのもは、この状況について都合が良すぎること。回収組、平山からの報告は誰も疑っている訳ではない、だからこそ、やはり放浪者と結論するしかない。すでに何度かの奇跡を起こす彼の強運も、誰も疑えないのだから。

他の勢力でこんな都合良いことはあるのかと、考えてみて、少しして井門はそれを放棄した。正直なところ、略奪に身を堕とさざる得なかった頃でも、ここまで都合良いことはない。だから、これは例外的なことだ。

何者かに放浪者が愛されている。起きたこと、もちろんまだその眼で確認していない情報をうのみするのは危険、そう常に判断する井門でさえ、それに疑いがもたげようもなかった。


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